kutsuna

住宅のトレンドから紐解く、外構計画のアイデア

こんにちは

 

まだ寒い日もありますが、
太陽の出ている時間が少しづつ長くなっていて、嬉しい限りです。

 


 

さて、今日はお家の最近の傾向と
お庭の話をしていきたいと思います。

 

あまり知られていませんが、nakashouの庭では法人部門があり
お付き合いのあるハウスメーカーさんや分譲住宅メーカーさんの外構を
長年担当させて頂いています。

 

そのため、モデルハウスの外構なども担当させていただく場合があります。

モデルハウスはもちろん、
お客様の「モデル(お手本)」になるような建物でなければなりません。

お手本なので、モデルハウスの間取りや素材感は
各メーカーさんが推すトレンドが盛り込まれていることが多いです。

モデルハウスの外構依頼が来ると
モデルハウスの間取りから、住宅業界の最新トレンドを紐解くのが
私個人のひそかな楽しみだったりします。

 

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さて、そんなひそかな楽しみの中で最近見つけた法則が
玄関ポーチ(外部)に手洗い場を設置するというもの。

詳しく理由をお伺いしてはいないのですが、
コロナ禍によって、手洗い場の価値が上がってきたのではないかな?と踏んでいます。

手洗い場の価値が上がったことによって
玄関扉を開けてすぐ手洗い場、というスタイルも流行ってきているので
それがどんどん進化してきたのかも…と推測しています。

 

確かに、玄関扉を触る・開ける前に手を洗えば、
きれいな状態で家に入ることができます。

 

コロナ禍以外でも、泥遊びをした子供には
手を洗ってきてもらってから玄関扉のドアノブを握ってもらったり。

お散歩に行った室内飼いワンちゃんの手足を軽く洗ったり…。

今までなぜなかったんだろうと思うくらい
便利そうな工夫だなあと思います。

 

外構や庭部分でも、立水栓や水受けはよく取り付けます。

 

こんな感じ↓

 

しかしながら、庭での水まきや、掃除、靴の洗濯を見込んで
付けられたものが多く蛇口の位置が低いものが定番です。

 

蛇口が低いところで、わざわざしゃがみこんで
毎日手を洗おうとは、なかなか思えません。

そのため、帰宅の導線上にある玄関ポーチに、
高さのある手洗い場をつけちゃう工夫が生まれるんでしょうね。

 

さて、これはご新築の話でしたが、給排水があれば
リガーデンでも同じようなものが施工可能です。

お庭での水道というと、上記のような位置の低いものがまず思い浮かびますが
蛇口位置が高い商品もちゃんとあります。

 

ユニソンさんの商品であったり

ONLYONEさんの商品であったり。

 

ガーデンシンクと名のつくものであれば、
水受け部分(シンク)が広いので
家庭菜園で収穫したものの泥を落とす場にも使えます。

 

タイルやモルタルでオーダ―サイズのシンクをつくることもできます。

 

今からお家の計画は変えられないけれど、
外に手洗い場を付けたいという方は一度検討してみてください。

 

最後は住宅事業部の立水栓。自然な雰囲気が庭との馴染み具合を倍増させてくれます。