kutsuna

外観にこだわる時の自転車置き場

こんにちは

 

まだ涼しいとは言えないな…

なんて言っていた矢先に、涼しくなってきましたね。

 

職長さんや職人さんには嬉しい季節かもしれません。

 

車庫スペースに用いる生コンは

気温が高いとすぐ乾いてしまい、

時間との戦いが始まってしまうからです。

逆に寒いと、乾くのに時間がかかりすぎて

これもこれで困ります…。

気候のいい時期は

テンション的に身体的にも生コン打設にとっても

気持ちの良い季節です。

 


 

さて、先日ガーデンキッチンのご要望が

増えてきているという話をしましたが、

もう一つ増えているように感じるのが

「自転車置き場の悩み」について。

自転車を置くスペースはあるものの

道路から丸見えで景観を損ねている…何とかしたい。

というようなご要望を伺うときが

増えてきたように感じます。

 

確かに、

ちょっと良い自転車やデザイン性の高い自転車は

ポンと置いておいても様になります。

しかし、

それほど自転車にこだわらない方や

たくさん荷物が入る方が良いという方は

一般的なママチャリが多いのではないでしょうか。

 

 

↑イメージパースにて。

生活感がどうしても出てしまう。

 

私も、かわいいの欲しいけど

盗まれでもしたら元も子もないな…。

毎回、家の中に入れるほどマメな性格でもないし…

と思い、普通の自転車を選びました。

 

そんな自転車。

たまにしか乗らないのであれば、

犬走の端っこの方に詰めて

置いておいたりしても良いのですが、

通勤・通学に使う方はそうもいきませんよね。

 

そういったときには

駐輪スペースと道路の間に

塗り壁やフェンスを作り、

自転車が視界に入りにくい計画を

ご提案することが多いです。

 

例えば。

表札などを付ける門柱を塗り仕様にしたなら

自転車を隠す壁も、塗り仕様にすると統一感が出ます。

↑左の壁にポストなどを付ける。

右の壁の奥に自転車を収納する。

 

壁が2枚あることで、

奥行き感やリズムを生む効果もありますね。

 

 

また、境界のフェンスと同じ仕様にすれば、

境界からぐるっと取り囲むような形になり、

自然な駐車スペースを確保することができます。

 

内側にサイクルポートを設置すれば、

雨の日も楽ですし、自転車も汚れにくくなります。


 

ただ弱点を隠すだけでなく、

隠すことで、それがデザインにもなっている。

 

庭を考える際は、

家を含めた全体の見た目、予算、バランス…

等々で考えていくと、

雰囲気良く仕上がるかなと思います。

 

自分で考えるのは限界がある…となった際には

お庭の相談会にお越し頂ければなと思います。