こんにちは。
先日、デッキのサイズの話をブログでしました。
デッキ、というと木製のイメージですが
テラス、に呼び変えるとタイルのイメージもついてきますね。
素材が違っても、ライフスタイルは同じなので、
タイルテラスにしたいという方も、
サイズ選びに関しては先日の考え方で大丈夫かと思います。
ただし、タイルテラスで注意したいところがありまして
それは、「家の窓からテラスに出る時に段差があるかどうか」です。
一般的に良くあるパターンで説明いたします。
木製のデッキや樹脂でできた樹脂デッキは
掃き出し窓のすぐ下に上面がくることが多いです。
↑窓の下にぴたっとついています。
逆に、タイルでできたタイルテラスや
コンクリートでできたテラスは
窓よりちょっと下がった家の外壁と基礎の部分の
境目の少し下に上面が来ます。
↑窓の下から、黒い外壁とシルバー色の金物を挟んだ下に、テラスの上面が来ています。
設置高さに違いが出る理由は
家の換気ができるかどうかなのです。
一般的な住宅では
「家の外壁と基礎の部分の境目」の部分で
空気の出入りをさせていることが多いです。
(↑上の写真のシルバーのところです)
タイルやコンクリートのテラスにすると、
その空気の出入り部分を塞いでしまうため、
空気の出入り部分の下にしか上面を設置できないというわけです。
木製デッキや樹脂デッキでは
板材の下は空気が抜ける状態なので
「境目」の部分を超えて、窓サッシの近くで設置できる、
ということなんですね。
なので
窓からフラットで出たい、出る回数が多い、
小さなお子さんがいて、つまづきが心配、というような方には
木製デッキや樹脂デッキを進めることが多いのが正直なところ。
しかし、それでもタイルが良いの!
でもフラットで外に出たいの!という方には
タイルテラスで窓のすぐ下に施工しているけれど
換気ができる!という何とも便利な商品を利用することもあります。
それがリビエラというタイルメーカーから販売されている商品です。
↑リビエラさんのHPより。タイルテラスと地続きのシルバーの金具がそれです。
こういった通気性の良いものを
家とタイルテラスの間に挟み込むことで
通気を確保することができます!
↑リビエラさんのHPより。拡大するとこんな感じ。
お手入れを考慮したり
イメージに合わせたい…
でもフラットにさっと出たい!という方は
こういった解決法もあるので
ぜひ活用してみてくださいね。